福魂祭

東日本大震災、今日7年を迎えました。

今年も、また福魂祭に来ました、

黙祷の時間には、やはり何故か涙が溢れるあの時の気持ちが蘇る、

7年前借りていたダンススタジオが地震により壊れ子供達にダンスを教えることを諦めた時、

もう最後かもと思いつつも、早く子供達みんなに会いたい!そんな気持ちを胸に

新幹線復旧するやいなや真っ直ぐに福島へ向かった時

久しぶりに見る駅前、スタジオまでの道のり想像をはるかに超え、あまりにも変わり果てた現実に、恐怖と失望とやるせない気持ちで一杯でした。

やっと子供達に会いに行った日、放射能で外で遊べない子供たちが、久しぶりに体を動かし汗をかく

それまで無表情だった顔が少しずつ明るく笑顔になって来た

そう、7年前の

3月11日から子供たちの笑顔が消えた、それが

ダンスをすることで笑顔が戻った、嬉しかった、室内なら安全に動ける、もしかしたらもっと続けてダンスができたなら、この子たちがもっともっと元気になるではないかとおもった。

その笑顔が見たくて、

そこからまた、福島に通うことを決心した時代

そして今、7年を迎える あの頃小さかった子供たちが進学しどんどん成長し、卒業し社会に羽ばたいていく、

そんな成長を見れた事だけでも嬉しい、こんな力のない自分が、ここまでスタジオをやってこれたのはこの子たちの笑顔があったから、そしてその子供たちを守る親の気持ちが心に染みるほどわかったから

自分ができる小さな事、ダンスで笑顔を増やしていく!

これからは、子供だけでなくもっともっと沢山の大人の方にもダンスの楽しさを伝え 笑顔の数を増やしていきたい。

福島は負けない!と伝えた日から7年

今思う気持ち…

そしてこれから。先も‥

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槙原ゆか里